こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤政隆です。
さて、大分暖かい日も多くなってきましたが寒くなると肩が重くなったり腕がしびれるという症状が出た経験がある方も多いと思います。
冷えによって筋肉の血流が悪くなって起こる事も多いですが、他にも原因があったりします。
今日はこれらの症状について考えてみたいと思います。
神経が圧迫されることにより出る症状
まずこれらで考えられるのが、単純な疲労の蓄積によっての症状ではないような気がします。
もし疲労などによって出る症状で考えると腕の痺れにはつながらないと思います。
また、腕のしびれを考えると首から手にかけて神経がたくさん通っているので、これらが何らかの原因で圧迫されて出る症状のように感じます。いくつかの原因を考えてみたいと思います。
頸椎を圧迫してでる症状
日々の長時間の偏った姿勢の悪さは首の頸椎を圧迫しやすいです。
これによって頸椎を直接圧迫している可能性も一つとして考えられます。
これらには頸椎症や頸椎ヘルニアなどを誘発する整形外科的な症状として考えられます。
首の筋肉からでる症状
首の周りには鎖骨から頭蓋骨にいく筋肉や、肩甲骨の上側から頭蓋骨に行く筋肉など首を動かすために使う筋肉がたくさんあります。これらの筋肉が血流不足や疲労によって硬くなり神経や血管を圧迫して下につながっている肩や腕に痺れが出るという症状が考えられます。
斜角筋群や胸鎖乳突筋と呼ばれるの筋肉たちです。
これらはマッサージや鍼灸治療、温熱治療などで改善する可能性があります。
胸の筋肉が硬くなってでる症状
鎖骨から腕にかけて大きな神経や血管が通る道があります。
ここの上に胸の筋肉の小胸筋などがあるのでこれらが硬くなって神経や血管を締め付ける症状があります。
これらは胸郭出口症候群といわれてます。
これは胸のストレッチなどで改善が見込まれます。
疲労で感じられないだるさとしびれがあった場合
首などの神経症状からくる場合は必ず腕にしびれが出たり冷たくなったりする可能性があります。
簡単なチェックとしては首を上下左右に動かしたときに痺れが増すということがあれば一度整形外科のドクターに診てもらうことをお勧めします。
それ以外の筋肉などから出る症状でしたらその部分を柔らかくしてあげ血流を促す事が日々のケアとして良いと思います。
首のケアはなかなか難しいですが正しいケアをして予防していきたいですね。