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筋肉と糖尿病

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、誰しも年齢を重ねると、若い頃と比べて筋肉が低下しやすくなります。

 

これは自然なプロセスですが、特に糖尿病を持つ高齢者では、そのリスクがさらに高まります。

 

筋肉が減少すると、体にさまざまな影響が現れやすくなりますが、糖尿病にとっては特に重要な要素です。

 

 

ここでは、筋肉が糖尿病にとって大切な理由を3つ挙げます。

まず、筋肉は体内のエネルギーの貯蔵庫であり、血糖値の調整に大きな役割を果たします。

 

食事を摂ると血糖値が上がりますが、筋肉がその糖を取り込んでエネルギーとして使うため、血糖値を安定させることができるのです。

次に、筋肉量が減少すると、糖を貯めておく場所が少なくなり、血糖値をコントロールする力が低下します。

 

これにより、血糖値が変動しやすくなり、糖尿病の症状が悪化するリスクが高まります。

さらに、筋肉が減ることで、感染症に対する免疫機能も低下します。筋肉は体を動かすだけでなく、免疫系にも深く関与しているため、筋肉量の減少は健康全般に悪影響を及ぼすのです。

 

30代から50代の中年期に運動を怠ると、年齢を重ねたときに筋肉が急激に減少する可能性が高まります。

そのため、早めの対策が必要です。

実際、筋肉量が多いほど長生きできるという研究結果もあります。

 

筋トレは年齢に関係なく、筋肉を増やす効果があります。特に筋力が低下している人は、下半身の筋力トレーニングを中心に取り組むことが重要です。

また、筋肉を維持・増強するためには、適切なタンパク質の摂取も欠かせません。

 

動物性タンパク質である肉、魚、卵、牛乳と、植物性タンパク質である大豆や穀物をバランスよく摂ることが、健康的な体を維持するための鍵となります。

 

糖尿病の予防と健康維持には、運動と食事のバランスが重要であり、特に筋肉量を意識して生活習慣を整えることが大切です。