こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
運動後、リラックスしていると眠くなることがありますよね。
これは、疲れた体が回復を求めている自然な反応です。
身体の回復には「良い睡眠」と「良い栄養」が必要不可欠です。
栄養とはつまり食べ物ですが、その中でも特に重要なのが 5大栄養素 です。
- たんぱく質
- 炭水化物
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
これらをバランスよく摂らなければ、疲労が蓄積するばかりで、体が十分に回復できません。
中でも、たんぱく質は筋肉だけでなく、身体全体を構成する重要な材料です。
たんぱく質の重要性
たんぱく質は筋肉だけでなく、内臓やその他の臓器の主な構成成分でもあります。
たとえば、焼肉や魚、乳製品のような動物性たんぱく質や、納豆などの植物性たんぱく質から摂取できます。
では、「動物性と植物性、どちらが良いのか?」、「プロテインは体に良いのか?」といった疑問もありますが、今回はそうした細かい議論ではなく、たんぱく質という栄養素がどのように役立つのかに焦点を当てます。
たんぱく質の優先順位
食べ物から吸収されたたんぱく質は、体内で以下のような優先順位で使われます。
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脳ホルモン(例:メラトニン)、神経伝達物質(例:セロトニン、トリプトファン)の材料となります。
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酵素摂取したたんぱく質の約半分が、酵素として体内のさまざまな働きを支えます。
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中枢内臓や血液、血管の材料となります。
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末梢筋肉や肌の回復に使われます。
この順番からわかるように、筋肉の回復は4番目の優先度となります。
そのため、必要量のたんぱく質を摂らないと、疲労回復が遅れるだけでなく、体は脳や内臓を守るために筋肉や内臓のたんぱく質を分解して補おうとするのです。
たんぱく質不足がもたらす影響
たんぱく質が不足すると、以下のような問題が起こる可能性があります。
老化の加速
細胞の修復が遅れ、見た目や体の衰えが進むかもしれません。
肩こり・腰痛
筋肉の血流が悪化し、慢性的な疲労や痛みの原因になることも。
たんぱく質を積極的に摂取しましょう!
たんぱく質は、私たちが健康的に生きていくための基盤となる栄養素です。
バランスの良い食事で、たんぱく質を意識的に摂り入れることで、疲れにくく、回復力の高い体を作ることができます。
ぜひ日々の食事に取り入れて、健康な体を保ちましょう!