
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
今日は関東地方で季節外れの暖かさでしたね。
こんな日は、こんな不調を感じたことはありませんか?
「体がだるい、節々が痛い」
「雨が降るとズキズキ片頭痛がする」
「気温が下がると古傷がうずく」
実は、天気や気温の急激な変化による体調不良は、最近「気象病」と呼ばれるようになり、なんと1000万人以上が悩んでいるそうです。
気象病とは天気や気温の変化に体がついていけず起こる症状で、特に女性が敏感に影響を受けやすいと言われています。
たとえば、台風が近づいたり雨の日になると頭痛がしたり、喘息の症状が悪化する方も多いようです。
主な原因としてはこれらが良く言われています。
気圧の変化
台風や爆弾低気圧が近づくと気圧が下がり、地表付近の空気が薄くなります。
すると体は酸素の消費を抑えるため、副交感神経が優位になり、おやすみモードに…。これが原因で、だるさやめまい、頭痛を引き起こすことがあります。
気圧差は意外と大きな影響を与えます。
例えば、100hPaの差は山の高さで言うと約1000mの違いに相当し、標高2400m以上になると高山病のリスクが高まるとも言われています。
敏感な人が雨が降る前に体調の変化を感じるのも納得ですね。
また、耳の奥にある三半規管が弱い方は、脳に過剰な情報が伝わり、自律神経が乱れてしまい、不眠や頭痛の症状が現れることもあります。
寒暖差
朝晩の寒暖差が激しいこの季節、特に注意が必要です。
敏感な方は、気温差が5℃以上あると自律神経が対応しきれず、バランスが崩れ「寒暖差疲労」に陥ることがあります。
この状態になると免疫力も低下し、体調を崩しやすくなるので要注意です。
では、どうやってこの「気象病」を予防すればいいのでしょうか?
以下のポイントを意識してみてください
基礎体力をつける:適度な運動で体力を維持することが大切です。
体を冷やさない:特に首元やお尻を冷やさないよう、マフラーやストールを活用しましょう。
お風呂でリラックス:温かいお風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。
気象病は意外と侮れません。
普段から適度な運動、十分な休養、そしてバランスの良い食事を心がけて、体を整えていきましょう!