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しゃがめること

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

大人になると、どうしてもデスクワークや長時間座ることが増えますよね。

 

その結果、足首や股関節が硬くなり、子供の頃は簡単にできた動作が、気づけばできなくなっていることがあります。

 

その代表例が「しゃがむ」という動きです。

昔は「ヤンキー座り」や「〇ンコ座り」とも言われた姿勢。

 

実はこれ、足首や股関節が柔らかくないとできないんです。

以前は和式トイレや畳の生活が当たり前だったので、日常生活の中で自然としゃがむ機会が多く、関節が柔らかい状態を保てていました。

 

しかし、現代の生活様式では椅子や洋式トイレが主流になり、しゃがむ動作そのものが減ってしまったことも、関節が硬くなる原因のひとつかもしれません。

 

椅子に座った状態を思い浮かべてみてください。


股関節や膝関節は90度に曲がり、足首や肩関節はほとんど動いていません。

 

こうした静的な姿勢が続くことで、足首や股関節、肩関節、首、手首などの主要な関節が硬くなりがちです。

これらの関節は、日々なめらかに動かせることが大切です。

 

関節が硬くなると、日常の動きに制限がかかるだけでなく、スポーツや運動時のパフォーマンスも低下し、怪我のリスクが高まります。

 

そのため、日常的にこれらの関節を柔らかく保つ意識を持つことが重要です。

 

例えば、長時間同じ姿勢で座っているときには、休憩時間を利用して簡単なストレッチを取り入れてみてください。肩を回す、首をゆっくり動かす、足首を回すなど、小さな動きでも関節をなめらかに保つ助けになります。

 

毎日のちょっとした工夫で、体の動きやすさは大きく変わります。

 

関節の柔軟性を意識して、快適な生活を送りましょう!