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冷えに注意しましょう!

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナーの近藤です。
さて、寒さが本格的になってきましたね。
以前、お風呂で温まることをおすすめする記事を書きましたが、今日は東洋医学の視点から「冷やすと良くない」とされる首元についてお話ししたいと思います。
東洋医学では、外から体に影響を与えるさまざまな要因を「邪(じゃ)」と呼び、大きく5つに分類しています。それが 風・暑・湿・燥・寒 です。
昔の人はよく考えたもので、これらが極端に強くなると、体調を崩しやすいとされています。
例えば、バイクを運転していると首元が冷えますよね。
東洋医学では、この 首元から「風邪(ふうじゃ)」が入る と言われています。
実際に、昔から襟巻き(マフラー)を巻く習慣があったり、最近ではネックウォーマーが重宝されていたりします。
首元を温めることは、昔から大切にされてきたんですね。
また、首の後ろには 「風池(ふうち)」 というツボがあり、ここを温めたり、お灸をしたりすると、寒さ対策に良いと言われています。
首元から入りやすい「風の邪」は、まず 体の表面から侵入 します。
すると、悪寒やくしゃみなど、軽い風邪のような症状が出やすくなります。
れは西洋医学でも同じですね。
そして、風邪の引き始めの対処がとても大事。例えば、漢方薬の 葛根湯(かっこんとう) は、このタイミングで飲むように作られていると言われています。
もし、風邪の邪がさらに深く侵入すると、発熱やひどい咳、下痢などの 重い症状 につながることもあります。
これは、いわゆる 「風邪をこじらせる」 という状態ですね。
風邪を防ぐためには、 首元やお腹を冷やさないこと がとても大切です。
「運動しているから大丈夫!」と過信せず、しっかり防寒しましょう。
特に、 首元やお腹をしっかり温めるケア を忘れずに!
そして、いつもお伝えしている通り、休養と栄養もしっかりとることが大切 です。
寒い冬でも元気に過ごせるように、体を温める習慣を意識していきましょう。