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自転車と人間

こんにちは。スモールジムYell代表トレーナー近藤です。
さて、以前、家の軒先に、何年も乗らずに放置していた自転車がありました。
久しぶりに「ちょっと乗ってみようかな」と思って準備を始めたのですが、、
まず、タイヤの空気が完全に抜けていて、空気を入れてもなかなかうまく入りません。
チェーンはサビついてガチガチ、オイルも切れているようで、ペダルをこいでもギコギコ音がしてスムーズに動きません。
さらに、サドルも日差しにやられて固くなってしまっていました。
これだけ長く放っておけば、こうなるのも仕方ないですね。
いざ、修理となると、新しい自転車が買えるくらいの費用がかかりそうですし、今後も乗る予定がないので、今回は処分することにしました。
でも、ふと思ったんです。
これって、私たちの「身体」と同じじゃないかと。
動かさなければ、関節や筋肉も次第に固くなって、思うように動かなくなります。
栄養(=タイヤの空気)が足りなければ、エネルギーも出ず、内臓にまで影響が出てしまいます。
潤滑油を差すことは、身体やお肌のケアに似ているし、柔らかいサドルを保つのは、柔軟性を保つことにもつながりますよね。
大人になると、スポーツのやりすぎで体を痛める人よりも、運動不足や不摂生な食生活で調子を崩す人のほうがずっと多いように感じます。
普段から運動や食事に気を配っている方には当たり前の話かもしれませんが、もし最近あまり身体のケアができていないな…と感じているなら、ちょっとだけ生活習慣を見直してみても良いかもしれません。
気づいたときが、はじめ時です!
放置されて朽ちていく自転車のようにならないように、日々の小さなケア、大切にしていきたいですね。