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良く嚙む事

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、みなさんは食事のとき、ちゃんと「よく噛んで」食べていますか?
「子ども扱いするな!」なんて言われてしまいそうですが、意外と侮れない大事な話なんです。
最近は、昔に比べて柔らかい食べ物が増えたこともあり、噛む力や回数が減っていると言われています。
実際、あるメンバーさんとの会話で「最近、胃もたれが気になる…」という相談を受けたのですが、よくよく聞いてみると、食事中あまり噛まずに飲み込んでしまっていることが分かりました。
これはもしかして、胃もたれの原因のひとつかも?と思い、みなさんにもシェアします。
「噛む」という行為、専門的には「咀嚼(そしゃく)」といいますが、これは消化の第一ステップでもあります。
胃や腸のイメージが強い消化器官ですが、実は最初の消化は“歯”の役目なんです。
しっかり咀嚼して食べ物を細かくすることで、その後の胃や腸の負担をぐっと減らすことができます。
さらに、咀嚼にはダイエットへの嬉しい効果も。
よく噛むことで脳に刺激が伝わり、脂肪を燃やす「褐色脂肪細胞」が活性化するといわれています。
加えて、満腹を感じさせる「ヒスタミン」という物質の分泌も促され、食べすぎの予防にもつながります。
つまり、よく噛むことは「消化を助け」「太りにくくし」「食べすぎも防ぐ」という一石三鳥の効果があるかもしれません。
今日からちょっとだけ“意識して噛む”こと、始めてみませんか?