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日焼け止めの塗り方など

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
前回は、これからの季節に気をつけたい「日焼け」についてお話ししました。今回はその続きとして、「日焼け止めの塗り方」と「日焼け後のケア」についてご紹介しますね。
日焼け止めの塗り方には、人それぞれのこだわりがあるかもしれませんが、今回は基本的な塗り方をお伝えします。
まずは、外出前に塗ることが大前提です。
塗るときは、日焼け止めを線状に肌にのせ、そこから楕円を描くように大きく広げて、ムラなくなじませていきましょう。
特に顔に塗る場合は、まず適量を両ほほ・おでこ・鼻・あごにのせ、指の腹でやさしく全体に伸ばします。
最後に、目元や口元などの細かい部分にも丁寧に塗りましょう。
注意したいのは、「塗りムラ」や「量が少なすぎること」。
これでは効果が十分に発揮されません。
うっかり塗り忘れがちな襟元、うなじ、ふくらはぎ、もも裏などは、運動中に焼けやすいので特に気をつけたいポイントです。
それから、背中の日焼けにも要注意! 自分では見えにくく、ケアも難しい場所なので、できれば誰かに塗ってもらうのがおすすめです。
また、ウォータープルーフタイプでも汗や水で少しずつ落ちてしまいます。
休憩中などに、こまめに塗り直すようにしましょう。
ただ、どれだけしっかり日焼け止めを塗っていても、外で運動をしていれば完全に防ぐのは難しいですよね。
紫外線を浴びたあと、肌の中でメラニン色素が定着するまでに約72時間かかると言われています。この間のスキンケアがとても大切なんです。
おうちでできるアフターケアとしては
保冷剤で冷やす
タオルでくるんだ保冷剤を肌にあてて、ほてりを抑えましょう。ひんやりして気持ちいいですよ。
アロエ配合のスキンケアを使う
アロエは昔から日焼けにいいとされていて、化粧水やジェル、パックなど、いろいろなタイプのアイテムがあります。
水分をしっかり補給する
日焼け後は体の内側も乾きがち。
お水やスポーツドリンクなどで水分補給をこまめに行いましょう。
栄養と睡眠をしっかりとる
肌の回復には、十分な栄養と良質な睡眠が欠かせません。
食事と休息もスキンケアの一部です。
お肌の材料となる「コラーゲン」は、タンパク質とビタミンCから作られます。
日焼け対策としても、栄養バランスの良い食事が大切です。
特におすすめなのが、抗酸化作用のある「ビタミンA・C・E」。
この3つはまとめて「ビタミンエース」とも呼ばれています。
ビタミンC:パセリ、ブロッコリー、ピーマン、レモン、いちごなど
ビタミンE:アーモンドなどのナッツ類、植物性の油、アボカド、かぼちゃなど
ビタミンA:緑黄色野菜、レバー、うなぎ、チーズなど
偏らずにバランスよく食べることが一番ですね。
日焼けが怖いからといって、太陽の光を完全に避けるのも実はもったいないんです。
日光にはリラックス効果があり、自律神経を整えて気分を前向きにしてくれる作用もあります。
しっかりと日焼け対策をしながら、太陽とも上手に付き合って、気持ちよくこれからの季節を楽しみましょう!