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スクワットについて

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」とも呼ばれるほど、下半身のトレーニングには欠かせない基本の種目です。
ただし、そのやり方は世界中に数え切れないほど存在し、どれが一番優れているかは一概には言えません。
たとえばサーフィンでは、波のコンディションやライディングスタイル、スキルによって使うボードやフィンが変わるように、スクワットも目的や体の状態、レベルによって選び方が異なります。
中でも「ワイドスクワット」は、脚を大きく開いて行うことで、お尻や太ももだけでなく、内ももの筋肉(内転筋)も鍛えられる点が特徴です。
内転筋が弱いと、加齢とともに膝への負担が増し、痛みにつながることもあるため、膝の健康を保つ意味でもワイドスクワットはおすすめです。
とはいえ、すべてのやり方が良いわけではありません。
身体の構造に合わないフォームや、怪我を防ぐはずのトレーニングでかえって怪我のリスクが高まるような、奇抜な方法には注意が必要です。
基本的には、お尻をしっかり引いて股関節から動く「筋トレ型」のスクワット、背筋をまっすぐ保ってしゃがむ「機能重視型」のスクワットなど、目的に応じた正しいフォームが重要です。
「何のためにそのスクワットをするのか?」を明確にすることが、効果的なトレーニングへの第一歩です。
私個人としては、スクワットはあくまで筋力アップと怪我予防のために、基本を大切にした正しいフォームで行うべきだと考えています。
スクワットはすべてのトレーニングの土台とも言える種目。ぜひ丁寧に取り組んでみてください。