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炎症について

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
人生の中で、一度くらいは足をひねったり、怪我をした経験があるのではないでしょうか。
特に捻挫で靭帯を痛めたり、肉離れで筋肉を傷めたり、骨折したりすると、患部が大きく腫れてしまうことがあります。
ひどい場合には、腫れが倍近くに膨れ上がることもありますよね。
この「腫れ」は、実は身体が自らを修復しようとするために起きている炎症反応です。
損傷した場所には、修復を助けるさまざまな物質が集まり、体の中で“修理作業”が始まるのです。
ちょっと違う例え話をすると──もし私が何か偏った発言をしてしまったら、たくさんのアンチが集まって大炎上!
これがまさに体内の「炎症」みたいなものです。(リアル炎上は勘弁してくださいね、笑)
また、炎症は「火事」にも例えられます。
まず火事になったら、火を消すことが最優先ですよね。
体も同じで、怪我をしたらまず安静にしたり、アイシングで冷やしたりして、炎症を鎮めることが必要です。
でも、ここからが大切なポイントです。
火事が鎮火した後、家はそのままでは住めませんよね?修繕して元通りにしないと生活できない。
これと同じで、身体も怪我が治まった後には、リハビリやトレーニング、ストレッチで元の状態に戻していくことが必要なのです。
しかし、意外とここをきちんとやらない人が多いように感じます。
若い頃は自己回復力(いわばリフォーム能力)が高いので、多少サボっても何とかなったかもしれません。
でも、そのツケは後から出てきます。実際、「昔の怪我のせいでここまでしか曲がらないんですよ」という声を、お客様からもよく聞きます。
皆さんは、自分の身体としっかり向き合えていますか?
これからも楽しく運動を続けていくために、怪我をした後のケアまで含めた心構えを、ぜひ大切にしてほしいなと思います。