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膝腰を痛めた後は?

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
膝や腰を痛めたとき、どのように対応すればよいか迷う方は多いでしょう。
特に運動中に負傷すると、その後の回復の仕方が分からず不安に感じることも少なくありません。
ひねったりぶつけたりと原因が分かっている場合でも、まずは医師の診察を受けることが大切です。
しかし、その後の復帰に関する具体的な指導がなく、「安静にしてください」と言われるだけで終わってしまうことがよくあります。
のため、「いつから動いても大丈夫なのか?」と悩む方も多いでしょう。
症状によって判断は異なりますが、慢性的な腰痛では適度に動いたほうが回復につながることがあります。
そこで、痛みの状態を大きく二つに分けて考えてみましょう。
1. 急性期は安静が最優先
痛めた直後から約1週間は、炎症が起こっている可能性が高いため、無理せず安静にすることが重要です。
腫れがひどい場合もあり、この時期を「急性期」と呼びます。
適切な休息をとることで回復を促し、悪化を防ぐことができます。
2. 時間が経過し、痛みが和らいできた場合
急性期を過ぎると、痛みが少しずつ軽減してきます。
その段階では、無理のない範囲で体を動かし始めることをおすすめします。
原因不明の慢性的な痛みの場合でも、ウォーキングのような軽めの運動が有効です。
ただし、運動後に痛みが強くなる場合はすぐに中止し、専門家に相談することを忘れないようにしましょう。
早めに動くことのメリット
適度な運動を取り入れることで血流が促進され、代謝が高まります。
その結果、体内の細胞が活性化し、痛みの改善に役立ちます。
また、筋力を維持することで慢性的な肩こりや腰痛の予防にもなります。
さらに、運動にはストレス解消の効果もあるため、心身の健康のためにも適度な動きを取り入れることが大切です。
無理は禁物!
運動が好きな方ほど、「早く復帰したい!」という気持ちが強くなりがちです。
しかし、焦って無理をすると、かえって悪化してしまうこともあります。
復帰のタイミングは難しいものですが、迷ったときは必ず近くの専門家に相談し、安全に回復を目指しましょう。
痛みと向き合いながら、適切なリハビリ方法を選び、楽しくスポーツを続けていきましょう!