こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、よく聞かれる質問のひとつに「関節系のサプリメントって本当に効くんですか？」というものがあります。
フィットネスクラブやジムで仕事をしていると、これは本当によく話題にのぼるテーマです。
たとえば、グルコサミンやコンドロイチンなどが代表的ですね。
関節の痛みに悩んでいる方には、気になる話題かと思います。
結論から言うと、「絶対に効く！」とも「全く意味がない」とも言えず、正直なところ“限りなくグレー”です。
ただし、実際にこれらのサプリを飲んで、関節の痛みがやわらいだと実感されている方も確かにいらっしゃいます。
このような改善が、サプリメントの成分による効果なのか、あるいは「効くかも！」という思い込みによる脳の反応なのかは判断が難しいところ。
痛みの感じ方というのは、脳の影響を強く受けるため、プラセボ（思い込み）効果も関係していると考えられます。
こうした関節系サプリは「必須栄養素」ではなく「不必須栄養素」に分類されます。
中には、体内で自然に合成される成分もありますので、まずはサプリに頼る前に、自分の基本的な食生活を見直すことが大切です。
たとえば、関節を構成する成分のひとつであるコラーゲンは、ビタミンCとたんぱく質から作られます。
これらの栄養素がきちんと摂れているかをまずチェックしてみましょう。
とはいえ、関節系サプリメントも「害になるもの」ではありません。
飲むのであれば、せっかくですし「これは効く！」と信じて飲んでみると、プラスに働くかもしれません。
もし本当に関節の調子が良くなったという方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください。
どの製品をどんなふうに飲んで、どのくらいで変化があったのか、ぜひ私にも教えていただきたいです。
とても参考になりますし、私自身の学びにもつながりますので！
