
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
病気に負けない体づくりを考えると、どうしても「何を食べればいいのか?」「どんな健康法が効果的なのか?」と、特定の食品や流行の健康法に頼りたくなりますよね。
でも、実は一番大切なのは、昔ながらのシンプルなこと。「運動」「栄養」「休養」「笑い」という4本柱をバランスよく取り入れることが、健康への一番の近道です。
運動を習慣にしている人は、「運動」と「笑い」は日常にある程度取り入れられていて、「食」にも意識が向いてくるので、3つはクリアできているかもしれません。
となると、意外と見落とされがちなのが「休養」、特に「睡眠」ではないでしょうか。
そこで今回は、「質の良い睡眠」について考えてみたいと思います。
まず、ちゃんと眠れていますか?
快適な睡眠のためには、寝具や部屋の環境を整えることも大切ですが、もうひとつ重要なのが「副交感神経がしっかり働いているかどうか」です。
人間の自律神経は自分の意思ではコントロールできませんが、「交感神経(興奮モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」がバランスを取りながら働いています。
寝るときにはこの副交感神経が優位になっていることが、深くぐっすり眠るカギになります。
そのために、寝る2~3時間前に避けたい行動がいくつかあります。
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お酒の飲みすぎ:深酒は交感神経を刺激し、逆に眠りが浅くなります。
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夜遅くの食事:寝る直前に食べると消化器に負担がかかり、睡眠の質が低下します。
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激しい運動:交感神経が活発になり、興奮して寝つきが悪くなります(リラックス系のストレッチはOK)。
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スマホやPCの使用:ブルーライトは脳を覚醒させ、眠りを妨げる要因に。
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熱すぎるお風呂:寝る直前の熱いお風呂は体温が下がりにくくなり、かえって寝つきにくくなることがあります。
こうした行動、意外とやってしまっていませんか?
もちろん、全部を完璧に守る必要はありません。
でも、「あ、これは眠りに影響するかも」と頭の片隅に置いておくだけでも、睡眠の質は変わってきますよ。
小さな意識が、明日の元気につながります。