
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、もうすぐ梅雨の季節ですね。
気分を前向きにしたいときや、なんだか元気が出ないときって、外に出て太陽の光を浴びながら、グ〜っと背伸びして深呼吸したくなりませんか?
新鮮な空気をたっぷり吸うと、体も心もリフレッシュされる気がします。
ただ最近は、テレワークやライフスタイルの変化で、外に出る機会が減ったという方も多いようです。
そうすると、自然と猫背になったり、呼吸が浅くなったり、気分が落ち込みやすくなったりと、心身への影響も気になりますよね。
実は、地球上の動物にとって「太陽の光を浴びること」はとても大切なこと。
もちろん私たち人間にも同じことが言えます。 太陽の光を浴びることで、体の中では大切な栄養素が作られているんです。
ピンときた方もいるかもしれませんが、それが「ビタミンD」です!
ビタミンDにはD2やD3といった種類がありますが、今回は細かい分類は置いておいて、主な働きを簡単にご紹介しますね。
◆ 骨を丈夫に保つ
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫に保つ役割があります。不足すると骨の石灰化が進まず、転倒したときに骨折しやすくなったり、回復が遅れたりすることも。
◆ 血圧の調整
血圧を正常に保つ働きにも関わっていると言われています。
◆ インスリンの分泌にも
血糖値をコントロールするホルモン「インスリン」の分泌にも関係していて、糖尿病の予防にも一役買ってくれます。
◆ 免疫力をサポート
体を守る免疫機能の調整にも深く関わっていて、最近では「新型コロナウイルスの重症化を抑える可能性がある」として注目されたこともありました。
◆ 気持ちを明るくする働きも
さらに、太陽の光を浴びることで、体内では気分を前向きにしてくれるホルモンの合成も促進されます。
よく「南の国の人は明るくて陽気」と言われるのも、日照時間が関係しているとも言われているんですよ。
(もちろん個人差はありますが)
ビタミンDは、キノコ類、魚介類、卵、乳製品などに多く含まれています。
脂溶性ビタミンなので、油を使った調理や動物性食品と一緒に摂ると吸収率がアップしますよ。
もちろん、外に出て太陽の光を浴びるのが一番自然な方法ですが、冬場や曇りがちな地域にお住まいの方、また年齢とともに体内での生成量が減ってきたと感じる方は、意識して食事やサプリで補うのもおすすめです。