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口癖ってありますか?

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、皆さんにちょっと質問です。
「自分の“口ぐせ”ってありますか?」
すぐに思い浮かぶ人もいれば、あまりピンとこない人もいるかもしれませんね。
でも、普段つい口にしている言葉って、実は自分の心に毎日言い聞かせているようなもの。
いわば“自己暗示”のような力があると思うんです。
昔から「言霊(ことだま)」なんて言葉もありますよね。
では、「自分の口ぐせ、特に思い当たらないなぁ…」という方。
40歳を過ぎたあたりから、こんな言葉をつぶやいていませんか?
「もう歳だし…」
実はこれ、私の周りでもよく耳にするんです。
そして、スマホに変えるのをためらっている高齢の方の“あるある口ぐせ”としても、よく挙げられるんだとか。
この言葉が出る背景には、「変わることへの抵抗感」や「新しいことにチャレンジする意欲の低下」があるのかもしれません。
もちろん、体力や回復力などは、若いころに比べれば少しずつ落ちてくるのは自然なこと。
でも、「若い・若くない」って、実は“内面の感覚”の違いが大きいと思うんです。
気持ちや心がけ次第で、年齢の感じ方もずいぶん変わります。
「気持ちだけでどうにかなるもんじゃないでしょ」という声もあると思いますが、実はこんな興味深い研究結果もあります。
イギリスの調査で、 「自分は実年齢より3歳以上若いと感じている高齢者」は、 「自分は年相応か、もっと年上に感じている人」に比べて、 8年間での死亡率が低かったそうなんです。
さらに、「もう歳だ」と感じている人の死亡リスクは、 「まだ若い!」と感じている人より41%も高く、心臓疾患による死亡率にいたっては2倍以上だったという報告もあります。
やっぱり昔から言われているように「病は気から」って、本当なのかもしれませんね。
もしかしたら、若々しい気持ちを持っているだけで、体の中では目に見えない良い変化が起こっているのかも。
ですからぜひ、ネガティブな口ぐせは手放して、 自分にとって前向きで元気が出る言葉を選んでいきましょう!
……と、ちょっと非科学的なようで、実はちゃんと根拠もあるお話で締めくくってみました(笑)