
今回は、筋トレに取り組んでいる皆さんに向けて、ぜひ忘れずに意識してほしい5つのポイントをご紹介します。
トレーニングの成果をしっかり感じるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目的に合ったトレーニングを選ぶ
まず大切なのは、「今やっているトレーニングが、本当に自分の目的に合っているか?」ということ。
たとえば、有名なアスリートが取り入れている最新トレーニングや、特別なマシンを使った方法に目が行きがちですが、それが今の自分に本当に必要かどうかは、しっかり見直してみることが大切です。
実際のところ、メディアで取り上げられるトレーニングは、宣伝目的のものも多くあります。
皆さんがスポーツや健康のために行うトレーニングの目的は、筋力アップ・持久力向上・柔軟性の確保・ケガの予防など。そう考えると、シンプルなトレーニングでも十分効果的なんです。
コツコツ続けることが何より大切
忙しい毎日、時間をとるのが難しいと感じる方も多いかもしれません。
でも、たとえ1日10分でもいいので、続けることを習慣にすることが大事です。小さな積み重ねが、いつか大きな変化となって自分に返ってきます。
これはトレーニングに限らず、どんなことにも言えることですよね。
継続して作った体は、長くキープできる
長い時間をかけてコツコツ鍛えてきた体は、その後も長期間にわたって良い状態を保ちやすいことがわかっています。
たとえば、10年間地道にトレーニングをしてきた人と、たまにしか運動していなかった人が、半年間運動を休んだとします。すると、10年継続してきた人のほうが、体力の衰えがゆるやかだという結果があります。
コツコツと陸トレ(陸上トレーニング)を続けることで、丈夫な体をつくり、スポーツも長く楽しむことができるようになります。
年齢に応じて、ウォーミングアップとケアの時間を大切に
若いうちはあまり意識しないかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて、ケガの予防や疲労回復のための時間がとても大切になります。
特に体のケア(ストレッチやリカバリー)をしていない方も多いのですが、大人世代こそ必要不可欠です。ちょっとした意識の違いが、体の調子に大きく差をつけます。
強度を上げる前に、体の声を聞こう
「きついトレーニング=効果がある」と思われがちですが、無理に強度を上げすぎるとケガのリスクも高まります。
トレーニングの目的は「ケガをしない体をつくること」だったはず。
たとえば、全力ダッシュを何本も続ければ、当然ケガのリスクが上がりますよね?
それと同じで、筋トレもやりすぎは逆効果になることもあります。
だからこそ、適切な強度で、無理のない範囲で行うことが大切です。
意外と多くの人が、いつの間にか「健康やスポーツのため」ではなく、「トレーニングそのものが目的」になってしまうことがあります。
でも本来の目的は、健康でしなやかな体を保ち、スポーツや日常を楽しく続けることのはずです。
これからも自分に合った方法で、楽しみながらトレーニングを続けていきましょうね!