
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて皆さん、私たちのカラダに含まれる「水分の割合」って、実は年齢によってけっこう違うんです。
たとえば赤ちゃんは体の約70〜80%が水分。
でも成長とともにその割合は少しずつ減っていき、大人では約60%、そして高齢になると50〜55%にまで下がると言われています。
つまり、年齢を重ねるほどカラダが保持できる水分量は減っていくということ。
だからこそ、意識的にこまめな水分補給がとても大切なんですね。
とはいえ、「水をこまめに飲みましょう」と言われても、つい忘れてしまったり、タイミングが難しかったりしますよね。
そんなときにおすすめなのが、「食事から水分を摂る」工夫です。
特にこの季節、活躍してくれるのが夏野菜。
トマトやきゅうり、なす、冬瓜、ズッキーニなどの“ぶら下がり野菜”は、見た目にも涼しく、水分もたっぷり。
たとえば、きゅうりは約95%、トマトも約94%が水分なんです。
さらに汗で失いやすいミネラルも自然と補えるので、夏のカラダにぴったりな食材です。
果物も同じく優秀です。
スイカ、桃、ぶどう、梨などは水分が多いだけでなく、果糖がエネルギー補給にもなり、食欲が落ちたときの強い味方になってくれます。
意外と見逃しがちなのが主食の水分量。
パンは水分30〜35%ですが、ごはんは約60%、おかゆになるとなんと83%も水分が含まれています。
つまり、同じ主食でも、水分の摂取量はかなり違うということですね。
「夏バテで食べられない」のではなく、「ちゃんと食べないから夏バテてしまう」のかもしれません。
私たち大人も、あらためて“食べること”を見直すいい機会です。
これから来る夏は、食べて潤う習慣をぜひ意識してみてくださいね。