· 

片足バランス能力

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、高齢者の体力と健康リスクの関係については、いろんな研究がありますよね。
でも、もっと若い世代でも「自分の体の状態を客観的に知る方法はないかな?」と探った研究が、イギリスで行われていました。
その研究では、53歳の時点で「握力」「椅子から立ち上がるスピード」「片足立ちのバランス時間」の3つの簡単な体力テストを行い、そこから13年間にわたって死亡率との関係を追いかけたそうです。
結果はというと、テストの成績が一番良かった人たちと、一番悪かった人たちでは、死亡率に約3.7倍もの差が出ていたとか。
特に「片足立ち」のバランス能力は、他の2つのテストよりも、ずっと強く将来のリスクと関係していたそうです。
「たかがバランス感覚」と思うかもしれませんが、実はこれ、体だけじゃなく心の状態や生活習慣までも映し出す“サイン”だったりします。
なんとなく疲れやすい、ふらつく、最近ちょっと不調かも…そんな兆しが出ている人は要注意です。
まずは、片足立ちで10秒キープできるか、気軽にチェックしてみてくださいね。
もしかしたら、自分のカラダの声がそこに出ているかもしれません。