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糖質について

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、私たちが体を動かすとき、最初に使われるエネルギー源は「糖質」です。
運動だけでなく、頭を使うときや日常生活のささいな動きにも糖質は欠かせません。
糖質は、炭水化物の一部であり、炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の2つに分けられます。
さらに糖質は細かく見ると、「糖類」「でんぷん」「オリゴ糖」などの種類に分かれます。
中でも「糖類」は体に吸収されるのが早く、特に「単糖類」と呼ばれるブドウ糖や果糖などは、食べてからわずか30分ほどで血糖値を急上昇させます。
しかし、急激に上がった血糖値を体はそのままにはしておきません。
すぐに「インスリン」というホルモンを分泌し、血糖値を下げようと働きかけます。
これが何度も繰り返されると、インスリンを出す膵臓に大きな負担がかかってしまい、将来的に糖尿病のリスクが高まることもあるのです。
つい手が伸びてしまう甘いお菓子やジュースなどは、この単糖類が多く含まれ、エネルギー源としては便利な反面、摂りすぎると体に負担をかけてしまうことも。
だからこそ、糖質の種類やそれぞれの働きを知っておくことは大切です。
「糖質=悪いもの」と一括りにするのではなく、必要なタイミングで適切な種類を選び、バランスよく摂ること。それが、毎日を元気に過ごすための第一歩になります。