
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、最近では、パソコンが「一家に一台」ではなく「一人に一台」という時代になってきましたね。
オフィスだけでなく、在宅でもパソコン作業が当たり前になっている今、その影響で肩こりや猫背に悩む方が増えています。
特にデスクワークでは、肘を机についたまま作業をしていることが多く、それによって自然と背中が丸まり、猫背の姿勢が習慣化してしまうんです。
すると、背中の筋肉――特に脊柱起立筋や広背筋といった姿勢を保つ筋肉がどんどん弱っていきます。
そうなると、肩は前に巻き込まれ、あばらも縮まり、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅いと、脳に届く酸素の量も減り、集中力が落ちたり、気持ちがネガティブになりやすくなったりします。
だからこそ、日常に簡単な「整理体操」を取り入れることがとても大切です。
おすすめは、誰でも知っている「ラジオ体操」。 でもここで一つ意識してほしいのが、「肩甲骨から動かす」という感覚です。
腕や肘を動かすことにばかり意識がいきがちですが、肩甲骨の動きに意識を向けることで、まったく違う体の感覚が得られます。特に、腕を振る動作や体を反らす動作のときに、肩甲骨をしっかり動かすことがポイントです。
肩甲骨の間が柔らかくなると、肩こりも軽くなるだけでなく、気分もすっきりします。
逆にこの部分が固くなると、身体だけでなく「心の重さ」にもつながると言われています。
まずは「肩甲骨から動く」という意識を持って、ラジオ体操や簡単なストレッチから始めてみてください。
世界が少し変わって見えるかもしれませんよ。