· 

水分は大切です!

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、これからの季節に大切なお水について今日はお話しします。
私たちの身体の約60〜70%は水分でできています。
糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素に加え、「水」は“第6、第7の栄養素”とも呼ばれています。
それほど、私たちの健康に欠かせない存在です。
体温調節にも、水は大きな役割を果たしています。
特に運動をして汗をかく場面では、水分がどんどん体の外に出ていきます。そのまま放っておくと血液はドロドロになり、内臓にも負担がかかります。
さらに、体温を下げる汗が出なくなり、熱が体にこもってしまうのです。。。
たとえば、体重のたった1%の水分が失われるだけでも、体温は約0.3℃上昇します。
3%の水分が失われると、パフォーマンスが低下し、体温調整が難しくなります。5%になると、吐き気や腹痛、6割ほどまで運動能力が落ちることも。10%に達すると、幻覚や意識障害を起こすことがあり、命の危険すらあるのです。
「のどが渇いた」と感じたときには、すでに体内の水分が2%以上失われているサイン。つまり、「渇いた」と思ってから飲むのでは遅いんです。
水分が足りているかをチェックする簡単な方法が2つあります。
尿の色を確認すること 理想は薄いレモン色。濃くなっている場合は水分が足りていない証拠。茶色っぽくなっていたら、かなりの脱水状態です。
体重の変化を見ること 運動前後で体重が2%以上減っていたら、水分補給が不足しています。たとえば、50kgの人であれば1kg以上減っていれば危険信号。汗で濡れた服は脱いで測るのを忘れずに。
かつては「水を飲むと根性がなくなる」なんて時代もありましたが、今では水分補給は命を守る常識。スポーツをしていない日でも、私たちは1日で約2.5Lの水分を失っています。
だからこそ、のどが渇く前の“こまめな水分補給”を、ぜひ習慣にしていきましょう。