
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、梅雨の時期になると、なんとなく腰が重だるい、痛みが出てくる…そんな声をよく聞きます。
実はこれ、ちゃんと理由があるんです。
その一つが「気圧の変化」による影響です。
梅雨時は雨の日が多く、低気圧が続くことが特徴ですよね。
この気圧が下がると、私たちの身体では自律神経のうち「交感神経」が活発になります。
交感神経は本来、ストレスに対処するためのスイッチのような役割を持っていますが、このスイッチが入りっぱなしになると、血管を収縮させてしまう働きがあります。
血管が収縮すると血流が悪くなり、筋肉や関節に必要な酸素や栄養が十分に届きにくくなります。
すると、筋肉が固くなったり、疲労が取れにくくなったりして、腰痛などの不調を引き起こしやすくなるのです。
特に、もともと腰に不安を抱えている方や、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方は、この影響を受けやすくなります。
身体の冷えも加わると、さらに筋肉がこわばって痛みが強くなることも。
だからこそ、梅雨時は普段以上に身体を温めたり、軽いストレッチや体操で血流を促したりすることが大切です。
ちょっとした工夫で、腰の重だるさや痛みを和らげることができるかもしれませんよ。