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加齢=老化ではない

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、「年をとる=老化」だと思っていませんか?
実はこの2つ、似ているようでまったく違うものなんです。
「加齢」は誰にでも等しく訪れる年を重ねることです。
これは止めることができません。
でも、「老化」は違います。
これは生活習慣や日々の過ごし方次第で、そのスピードを遅らせたり、時に巻き戻したりできる変化です。
たとえば、50代なのに「筋肉量が30代並みだった!」という人もいれば、30代で「血管年齢が60代」と言われて驚く人もいます。この差はまさに、老化の進み方の違いです。
寝たきりになるリスクも、実は年齢そのものより老化の質が関係しています。
そして多くの人が、健康維持のためにウォーキングを取り入れていますが、残念ながらウォーキングだけでは寝たきりは防げません。
ウォーキングは主に心肺機能や持久力を高める運動で、鍛えられるのは「遅筋」と呼ばれる筋繊維です。
これはマラソン選手のような細くしなやかな筋肉に多いタイプです。
一方、ベッドから起き上がる、階段を登る、転倒を防ぐ、、これらに必要なのは「速筋」です。
瞬発的に力を発揮する筋肉で、100m走の選手が持っているような太く力強い筋肉です。
そしてこの速筋こそが、年齢とともに最も失われやすい部分です。
だからこそ、スクワットなどしっかり力を使う筋トレが重要になります。
ウォーキングに加えて、下半身の筋力を維持する習慣を。。。
「寝たきりにならない体」は、自分でつくれる時代です。
まずはできることから、一緒に始めてみませんか?
ご体験、お待ちしています。