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腰痛について考える。

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、腰の痛み、いわゆる「腰痛」は、多くの人が一度は経験したことあるんじゃないですかね?
実際に、厚生労働省の「国民生活基礎調査(2019年)」によると、腰痛は男性の訴えでは1位、女性でも2位と、20年以上にわたりその順位がほとんど変わっていません。。
で、腰痛とは、1日以上続く腰の痛みのことを指し、原因はさまざまです。
特に多いのが、背骨や関節といった運動器に由来するケースで、たとえば「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」、「変形性腰椎症」「腰椎分離症」「腰椎すべり症」などが一度は聞いたことがあるものが挙げられます。
しかし、腰の痛みの原因はそれだけではありません。
腎臓の感染症である「腎盂腎炎」や、命に関わる「腹部大動脈瘤」など、内臓や血管からくる痛みもあるんです。また、まれに悪性腫瘍が原因となっていることもあります。怖いですね、、
こうした背景から、腰痛の原因を見極めるためには、問診に加え、必要に応じてレントゲンやCT、MRI、血液検査などの検査が行われます。
特に、痛みが長く続く場合や、排尿障害など日常生活に支障をきたすほどの強い痛みがある場合は、早めの受診が大切です。
なお、明確な病気が見つからなくても、痛みが3か月以上続く場合は「慢性腰痛症」と診断されることがあります。
一方で、突然腰に激痛が走り、動くことすら困難になる「ぎっくり腰」は、「急性腰痛症」と呼ばれるもので、多くの方が経験する急性のトラブルです。
どちらにしても、腰からのサインを軽く見ず、早めに適切な対応をすることが、健康な体を守る第一歩となります。
まずは医師の診断を受けてくださいね。
明日は急性腰痛についてもう少し深堀りします。