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酸化と糖化

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
いや~毎日暑い日が続きますね。
暑さに加えて、紫外線や冷房との付き合いなど、体にとってはなかなか過酷な季節です。
こうした外的ストレスにさらされている私たちの体では、目には見えない“老化”の原因が少しずつ積み重なっています。
その代表的なものが「酸化」と「糖化」です。
まず“酸化”ですが、私たちが呼吸で取り込んだ酸素のうち、実は約2~3%は体内で酸化してしまうと言われています。
このとき発生するのが「活性酸素」です。
活性酸素は細胞を傷つけたり炎症を引き起こしたりしながら、シミやしわ、免疫力の低下、さらには動脈硬化などの病気の引き金になることもあります。
なかなかの悪者ですね、、
そして一方の“糖化”とは、体内に余った糖とたんぱく質が結びついてできる「AGEs(終末糖化産物)」という物質が体にたまる現象のことです。
このAGEsは肌の弾力を失わせたり、血管や内臓の老化を進めたりすることがわかってきています。
特にAGEsは、パンケーキや焼き菓子、焦げ目のついたお肉など、加熱・加工された食品に多く含まれているため、食べすぎには注意が必要です。
では、どうすれば酸化や糖化を抑えられるのか?
ポイントは「抗酸化」と「抗糖化」を意識した食事や生活習慣です。
たとえば、ビタミンCやE、ポリフェノールを含む野菜や果物、緑茶、ナッツ類、赤ワインなどは抗酸化作用に優れており、活性酸素の働きをやわらげてくれます。
また、急激に血糖値が上がらないよう、白米より玄米や雑穀米、甘いものは控えめにするなど、工夫することで糖化を防ぐことができます。
こうしたちょっとした意識の積み重ねが、見た目の若々しさだけでなく、体の中身の健康やエネルギーの維持にもつながっていきます。
この夏は、ぜひ「内側からのエイジングケア」に目を向けていきましょう!!