
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、私たちの睡眠は、一晩を通して「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類が約90分ごとのサイクルで繰り返される仕組みになっています。(一番多い考え方)
最初に深いノンレム睡眠(約60分)があり、その後に浅い眠りであるレム睡眠(約30分)が続きます。
これが1セットで約90分のサイクルとなり、一般的には一晩に4〜5回ほどこの流れを繰り返しています。
ノンレム睡眠は脳も体もしっかりと休む時間で、特に最初の1〜2サイクルで深く眠ることがとても大切です。
この時間帯に成長ホルモンが分泌され、体の修復や疲労回復が行われると言われています。
一方で、レム睡眠は脳が活動している状態で、夢を見ることが多く、記憶の整理や感情の処理に関わっているとされています。
このサイクルを意識すると、よりスッキリとした目覚めにもつながります。
たとえば、「90分×5サイクル=7時間30分」くらい眠ると、ちょうどサイクルの区切りで起きやすく、目覚めが快適になると言われています。
逆に、深いノンレム睡眠の途中で起きると、体がまだ休息モードにあるため、朝からぼんやりとした気分になってしまう人もいます。
質の良い睡眠を得るためには、夜の最初の2サイクルをいかに深く眠れるかが鍵です。
寝る前のスマホや強い光を避けたり、リラックスできる習慣を取り入れることで、より深い睡眠に入りやすくなります。
睡眠のリズムを整えることは、健康や日中のパフォーマンスにもつながりますので、自分なりの快眠ルーティンを見つけてみてくださいね。