
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、暑さで夏バテにならないようにするにはしっかりとした睡眠が必要です。
エアコンなどで環境を整える事は大切です。
ただ、環境を整えてもなんとなく寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝起きてもスッキリしない… そんな睡眠の悩みの背景にあるのが「メラトニン」の分泌不足かもしれません。
メラトニンは、私たちの体内で自然に分泌される「眠りのホルモン」です。
夜になると脳の松果体という場所から分泌され、自然な眠気を引き起こし、体温を下げ、深い眠りへと導いてくれます。
ところがこのメラトニン、実は日中の過ごし方によって分泌量が大きく左右されるのです。
まず大切なのは、朝の光をしっかり浴びることです。 朝起きてから太陽の光を目に入れることで、体内時計がリセットされ、その約14~16時間後にメラトニンがしっかり分泌されるというリズムがつくられます。
逆に、朝からカーテンを閉めたまま薄暗い部屋で過ごすと、夜になっても体が「眠る準備」に入れません。
次に、夜はスマホやパソコンの光をなるべく控えることです。 ブルーライトはメラトニンの分泌を抑えてしまうため、就寝の1時間前には画面を見ないようにするのが理想です。
代わりに、間接照明やアロマなどでリラックスする時間をつくってみましょう。
さらに、適度な運動も良質な眠りを助けてくれます。 日中に軽く体を動かすことで深部体温が上がり、夜になると自然に体温が下がってメラトニンの分泌が促されます。
スモールジムでの週1〜2回の習慣は、睡眠の質にも良い影響があるのです。
睡眠は「量」よりも「質」が大切。 ぐっすり眠って朝スッキリ起きられると、心も体も整いやすくなります。
メラトニンとうまく付き合いながら、今日からできることから始めてみましょう。
眠りは、毎日の健やかな土台になります。