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年齢いっても筋肉だ。

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、私たちは年齢を重ねるごとに、自然と筋肉量が減っていきます。
これは「サルコペニア」と呼ばれる現象で、70代では20代の頃の筋肉量の半分近くまで落ちてしまうとも言われています。
でも、だからこそ高齢になっても筋肉は必要なんです。
筋肉は、歩く・立つ・座るといった日常動作の土台です。
筋力が落ちると、転びやすくなったり、移動が億劫になったりと、活動量がぐっと減ってしまいます。
すると外出の機会も減り、社会とのつながりや心の元気も失われやすくなります。
さらに、筋肉は「第二の内臓」とも呼ばれ、健康維持にも大きな役割を果たしています。
筋肉から分泌される「マイオカイン」というホルモン様物質には、免疫を整えたり、血糖値を調整したり、脳の働きを助けるものまであると注目されています。
つまり、筋肉を保つことは、足腰を元気に保つだけでなく、脳や内臓、心の健康にもつながるということです。
若い頃のように激しいトレーニングをする必要はありません。
週に1〜2回、軽めの筋トレやストレッチを続けるだけでも十分効果があります。
「もう歳だから」と筋トレをあきらめるのではなく、「歳を重ねたからこそ、筋肉が必要」だと考えてみてください。
少しずつでも動き続けることで、体も心も、ずっと元気でいられますよ。