
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、勝手に始めたビタミンシリーズ(笑)
今回はビタミンCです。
ビタミンCは、私たちの体を内側から守り、若々しさを保つための縁の下の力持ちです。
まず有名なのは、いつもお伝えしている強い抗酸化作用です。
日常生活や運動、ストレスで発生する活性酸素から細胞を守り、老化や生活習慣病の予防に役立ちます。
また免疫力の維持にも深く関わり、風邪や感染症に対する抵抗力を高めてくれます。
さらに、ビタミンCの大切な働きの一つが「コラーゲンの生成」です。
コラーゲンは肌のハリや弾力、血管や骨、腱などをしなやかに保つタンパク質で、体の構造を支える“接着剤”のような存在です。
このコラーゲンを作るには、材料となるタンパク質(特にアミノ酸)に加えて、ビタミンCが不可欠です。
ビタミンCがあることで、タンパク質がしっかりコラーゲンへと変換されるのです。
つまり、肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質と、野菜や果物に含まれるビタミンCを一緒に摂ることが、美肌や関節の健康を保つ近道になります。
食材では、パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、ほうれん草、じゃがいも、さつまいもなどの野菜類、そして柑橘類(みかん、レモン、グレープフルーツ)、キウイ、いちごなどの果物に豊富です。
ビタミンCは水溶性で熱に弱いため、生で食べたり、加熱する場合は短時間調理がおすすめです。
また、体内に貯めておけないため、こまめな摂取が大切です。
朝にフルーツ、昼や夜に温野菜やサラダを加えるなど、1日を通して分けて取り入れると効率的です。
足りない場合はサプリメントで摂るのがおすすめです。
ビタミンCは、美肌と健康を守る職人の相棒のような栄養素です。
タンパク質と手を取り合ってコラーゲンを作り、抗酸化作用で細胞を守る。
毎日の食卓に色鮮やかな野菜と果物を添えることが、若々しく元気な体を育てるポイントですね。