
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、ビタミンシリーズの今回はビタミンEです!
ビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれるほど、体をサビから守る強力な抗酸化作用を持っています。
私たちの体は、日々の生活や運動、紫外線、ストレスなどによって活性酸素が発生します。
この活性酸素は細胞や血管を傷つけ、老化や動脈硬化、生活習慣病の原因にもなります。
ビタミンEは、その酸化の連鎖を食い止め、細胞膜や血管を守る役割を果たしています。
A,Cと共にビタミンACEと言われたりもしています。
さらに、ビタミンEは血行促進にも関わります。
血液がスムーズに流れることで、酸素や栄養が体のすみずみまで届き、冷えや肩こりの改善、肌の新陳代謝アップにもつながります。
また、ホルモンバランスを整える働きもあるため、更年期症状の緩和や、PMS(月経前症候群)の改善にも役立つとされています。
食材では、ナッツ類(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ)、種実類(ひまわりの種、かぼちゃの種)、植物油(ひまわり油、オリーブオイル)、アボカド、うなぎ、サケ、赤ピーマン、ほうれん草などに多く含まれます。
ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
例えば、アーモンドをおやつにしたり、ほうれん草やブロッコリーをオリーブオイルで炒めると効率的です。
不足すると、血流が悪くなり冷えやしびれ、筋力低下などが起こることがありますが、まぁ、日本人の通常の食生活では極端な不足はまれです。
ただし、過剰にサプリメントで摂取すると出血リスクが高まる場合もあるため、自然な食品からの摂取が安心です。
つまりビタミンEは、体を酸化から守り、血の巡りを良くする若さの味方です。
色鮮やかな野菜やナッツ、魚を毎日の食卓に少しずつ取り入れることで、体の中から若々しさを保つことができますよ。