
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、スモールジムでは五位一体として運動、栄養、休養、心、人とのつながりが健やかな人生を送るために大切だといつもお話しさせてもらっています。
人との交流(つながり)は、心を温かくし、脳や体にもたくさんの良い影響を与えてくれます。
私たちは一人では生きられず、誰かとつながることで安心感や喜びを得る存在です。
特に「良い交流」とは、気を遣いすぎず自然体でいられる関係や、お互いに信頼し合える時間を指します。
こうしたやり取りは、脳に心地よい刺激を与え、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンの分泌を促します。これらのホルモンはストレスを和らげ、自律神経を整える働きがあるため、心拍や呼吸が落ち着き、体の免疫力まで高めてくれるとも言われています。
また、人と話すことで脳はフルに働きます。
言葉を選び、相手の表情を読み取り、思いを共有する。この一連のプロセスが脳の活性化となり、認知症予防にもつながるといわれています。
スポーツ観戦で一緒に声を出す、仲間と共に目標を追いかける、あるいは何気ない日常の会話でも同じことです。
声を出すこと自体が呼吸や声帯のトレーニングになり、体に良い影響を与えているのです。
さらに、人との関わりは行動のきっかけにもなります。
誰かと約束することで外に出る機会が増え、適度な運動や新しい経験が生活に加わります。
これらは心身の若さを保ち、生活に張りをもたらしてくれます。
つまり、人との良い交流は「心が安らぐ」だけでなく、「脳を刺激し、体を動かし、免疫力を高める」総合的な健康習慣といえるのです。
安心できる仲間と時間を過ごすことが、人生をより豊かにし、未来の健康を守る一番の投資になりますね。