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運動と心

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、運動というと体を鍛えること、体力をつけることをまずイメージされると思いますが、実は心の健康にとってもとても大きな効果があります。

 

私たちの脳は体を動かすことで活性化され、ストレスを和らげたり気持ちを前向きにするホルモンが分泌されます。

 

例えば運動中に出る「セロトニン」や「ドーパミン」といった物質は、心を落ち着けたり達成感をもたらしてくれる働きがあります。

 

また、運動によって筋肉から分泌される「マイオカイン」も脳に良い刺激を与え、思考力や記憶力を守る役割を果たすと分かってきています。

 

さらに、体を動かすと血流が良くなり、脳へ十分な酸素や栄養が届きやすくなります。

 

これは集中力や判断力を高めるだけでなく、気分の安定にもつながります。軽いウォーキングやストレッチでも、終わったあとに「気持ちがすっきりした」と感じた経験は誰しもあるんじゃないですかね?

 

それは単なる気のせいではなく、科学的にも裏付けのある効果なのです!

 

そして運動には前回お話しした「人とのつながり」をつくる力もあります。

仲間と一緒に汗を流す時間や、少人数のトレーニングで互いに声を掛け合うことは、信頼や安心感を育みます。

これは孤独を和らげ、心の土台を強くしてくれる大切な要素です。

 

 

つまり運動は、体を整えるだけでなく「心を健やかに保つための習慣」でもあります。

 

日々の生活の中で少しでも体を動かすことが、ストレスに負けない心や前向きな気持ちを育てる一歩になります!