
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、まだまだ暑い日が続いていますが、暦上は秋ですね。
秋の味覚として親しまれる秋刀魚は、実は栄養の宝庫でもあります。
まず注目したいのは良質なたんぱく質です。
体をつくる基本であり、筋肉や内臓の健康維持に欠かせません。
また、秋刀魚にはDHAやEPAといった青魚特有の不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
これらは血液をサラサラにし、動脈硬化や心疾患の予防に役立つほか、脳の働きをサポートし、記憶力や思考力の維持にもつながると言われています。
さらにビタミンDも含まれており、カルシウムの吸収を助けて骨の健康を支えます。
現代人に不足しがちな栄養素を自然に補えるのが秋刀魚の魅力です。
加えて、鉄分やビタミンB12も豊富で、貧血予防やエネルギー代謝を助ける働きがあります。
脂質は多めですが、体にとって有益な油なので安心です。
むしろ適度に摂ることで、内臓やホルモンバランスの調整に良い影響を与えてくれます。
調理方法としては、シンプルに塩焼きが一番おすすめです。
皮まで香ばしく焼き上げることで、余分な脂が落ちつつ旨みをしっかり残すことができます。
大根おろしを添えれば消化も助けられ、バランスがさらに良くなります。
また、煮付けや蒲焼き風にすると、ご飯との相性が抜群で食欲も高まります。
最近では圧力鍋で骨まで柔らかく煮る方法も人気で、カルシウムを余すことなく摂取できます。
秋刀魚は「季節の恵みを味わいながら体を整える」理想的な食材です。
美味しく楽しむことで自然と健康が支えられる、まさに秋のご馳走といえるでしょう。