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トレーニング後のお酒

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、トレーニングをした日の夜にお酒をたくさん飲むことは、せっかくの運動効果を十分に生かせなくなってしまう可能性があります。

 

運動をすると筋肉には細かなダメージが起こり、それを修復する過程で筋肉は強く大きくなっていきます。

 

この修復にはたんぱく質やビタミン、そして十分な睡眠が欠かせません。

 

しかし、お酒を多く飲むと肝臓がアルコールの分解にエネルギーを使ってしまい、本来なら回復や代謝に使われるはずの力がそちらに奪われてしまうのです。

 

またアルコールには利尿作用があり、体の水分やミネラルが失われやすくなります。

 

運動後は汗をかいてすでに水分や電解質が不足している状態ですから、さらにお酒でそれが進むと、筋肉のけいれんや疲労感が強く残ることにもつながります。

 

せっかく整えた体内環境が崩れてしまうわけです。

 

加えて、お酒は睡眠の質を下げやすいものです。

眠りにつくのは早くても、深い眠りが妨げられるため、翌朝に疲れが残ったり、筋肉の修復がうまく進まなかったりします。

 

トレーニングで体を良くしたいのに、逆に疲労やだるさが残ってしまうのはもったいないですよね。

 

もちろん「一滴も飲んではいけない」ということではありません。

 

運動後のご褒美として少し楽しむくらいなら、気分もリフレッシュできて良い効果になるでしょう。

 

ただ、量が多すぎるとせっかく積み上げた努力を打ち消してしまいます。

 

トレーニングをした日は、体を回復させることを優先にして、飲むとしてもほどほどにすることが大切です。

 

そうすることで、運動の効果も日々の楽しみも、どちらも長く続けられるはずですね。