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夏バテが出る頃

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、急に涼しくなってきましたね。

まだまだ暑い日はありそうですが、少し涼しくなってきたこの時期にも、実は「夏バテ」のような不調を感じる方は少なくありません。

 

その原因はいくつか考えられます。

まずひとつ目は「自律神経の乱れ」です。

 

夏の間は冷房の効いた室内と外の暑さとの温度差が大きく、体はその変化に対応し続けてきました。

 

その結果、自律神経に負担がかかり、季節の変わり目に疲れやすさやだるさとなって表れるのです。

 

二つ目は「栄養バランスの崩れ」です。

暑い時期は、そうめんや冷たい飲み物など口当たりの良いものに偏りがちで、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足してしまうことがあります。

 

こうした不足は体のエネルギー代謝を下げ、涼しくなった時に回復力が追いつかず、だるさや食欲不振を引き起こす要因になります。

 

三つ目は「水分と塩分のアンバランス」です。

夏に汗をかいて失った水分や電解質を十分に補えていない場合、体の中で水分と塩分のバランスが乱れてしまいます。

これにより血流や体温調整がうまくいかず、疲れやすさや頭痛、むくみといった不調につながってしまうのです。

 

 

つまり、涼しくなってからの夏バテは、夏に蓄積した疲れや偏りが表面化したものとも言えます。

今の時期こそ、温かい食事で栄養を整え、適度に体を動かして血流を促し、しっかり睡眠を取ることが大切です。

 

夏を頑張って過ごした体を労わるつもりで、ゆるやかに生活リズムを整えていくことが、これからの秋を元気に迎える準備になります。