
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、スモールジムでは「脳と筋肉のつながり」を意識したトレーニングを大切にしています。
筋肉を鍛えると聞くと「重さを持ち上げること」や「回数をこなすこと」を思い浮かべる方も多いですが、本当に効果を引き出すカギは、脳から筋肉への指令をどれだけ意識できるかにあります。
脳が「ここを使う」と明確にイメージを送り、それを筋肉が正しく受け取ることで、同じ動きでも質が大きく変わります。
例えばスクワットも、ただしゃがむのではなく「お尻と太ももを働かせる」と意識するだけで、体の安定感や効き方が全く違ってきます。
実際、ジムに通う方からは「階段の上り下りが楽になった」「つまずかなくなった」という声をよくいただきます。
これは筋力だけでなく、脳と筋肉の連携が良くなった証拠です。
年齢を重ねると、筋肉の衰え以上に神経の働きが鈍くなりがちですが、意識して体を動かすことが、転倒予防やスムーズな日常動作につながります。
片足立ちやゆっくりとしたストレッチは、その良い練習になります。
脳と筋肉のつながりを鍛えるのは「神経の通り道を太くする」ようなものです。
最初はぎこちなくても、繰り返すことで自然とスムーズになり、無意識でも正しい動きができるようになります。
その過程で集中力や記憶力といった脳の働きまで高められるのです。
スモールジムでのトレーニングは、単なる筋トレではなく、体と脳を同時に育てる時間です。
「どの筋肉を使っているか」を感じながら動くことです。
その積み重ねが、しなやかで転ばない体、そして心地よく暮らせる毎日をつくっていきます。