
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、スモールジムでは下半身の強化を最重点項目にしております。
その中でもレッグプレスマシンとスクワットは、どちらも下半身を鍛える代表的な運動ですが、それぞれに特徴や利点があります。
まずレッグプレスマシンは、椅子に座って足でプレートを押す動作を行うため、腰や上体の安定をマシンがサポートしてくれます。
そのためフォームが崩れにくく、初心者や膝・腰に不安のある方でも安心して取り組めるのが大きな魅力です。
特に太ももの前側(大腿四頭筋)やお尻の筋肉をしっかり使うことができ、階段の上り下りや立ち上がり動作など、日常生活の基本的な動きを楽にしてくれます。
一方でスクワットは、自分の体を支えながら行うためバランスをとる力が必要になります。
下半身の大きな筋肉だけでなく、体幹や背中、さらには姿勢を支える細かな筋肉も総合的に働かせることができるのが特徴です。
つまり「全身運動」に近い効果を得られるのです。
スクワットを続けることで足腰が強くなるのはもちろん、転倒防止につながるバランス力が高まったり、代謝が上がり体調管理もしやすくなります。
生活において考えると、レッグプレスで得られる利点は「安心感と確実な筋力強化」、スクワットで得られる利点は「全身を連動させた実用的な力の向上」と言えますね。
たとえば買い物袋を持って立ち上がる、重い荷物を運ぶ、旅行で長く歩くといった日常の動作を楽にしてくれます。また足腰の安定は心にも余裕をもたらし、活動的に過ごすことを後押しします。
これ本当に大切です。
まとめると、マシンと自重運動はどちらが優れているというよりも、組み合わせることでより豊かな効果を得られるものです。
安全に筋力を高めたいときはレッグプレスを、生活に直結する動きを伸ばしたいときはスクワットを、と目的に合わせて取り入れることで、年齢を重ねても元気に動ける体づくりにつながっていきますよ。