
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、ストレスについてお話しさせていただいていますが、ストレスをため込まないためには、「発散」よりも「整える」視点も大切です。
強いストレスを抱えると、自律神経のバランスが乱れ、呼吸が浅くなり、血流も悪化します。
そんなときこそ、体をゆるめ、呼吸を整え、心と体を再び同じリズムに戻すことがポイントです。
まずおすすめなのは軽い運動です。
ウォーキングやストレッチ、スモールジムでの軽いトレーニングでも十分です。
体を動かすと「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやエンドルフィンが分泌され、自然と気持ちが前向きになります。筋肉が動けば血流が良くなり、脳もリフレッシュします。
運動は「心のマッサージ」と言えるほどストレス解消に効果的です。
次に意識したいのが呼吸です。
ストレス時は呼吸が浅く速くなり、交感神経が優位になります。
意識的に腹式呼吸を行うことで副交感神経が働き、心拍数や血圧が落ち着きます。
深く息を吸い、ゆっくり吐く——このシンプルな行為が、心を静めるスイッチになります。
また、人とのつながりも大きな癒しの力を持っています。
無理に笑顔を作らなくても、誰かと話すだけで脳は安心ホルモンであるオキシトシンを分泌します。
スモールジムのような少人数制の環境では、仲間との自然な会話や笑いがそのままストレス解消になります。
さらに、五感を使ったリラックスもおすすめです。
好きな音楽を聴く、香りを楽しむ、自然の中で風を感じるなど、「今ここ」に意識を向ける時間が心を整えます。
お風呂でゆっくり温まることも、心身をゆるめる最高のセルフケアです。
ストレスは誰にでも訪れるものですが、「ためずに流す」習慣を持つことで、体と心の弾力性(レジリエンス)は確実に高まります。
日々の中で小さな整え方を積み重ね、自分のリズムを取り戻す時間を大切にしていきましょう。