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腕が頭上に上がる事

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、腕が頭上までしっかり上がりますか?

 

これって見た目の若々しさ以上に「体の中の若さ」を映すサインなんです。

 

肩関節の動きは、加齢や運動不足の影響を最も受けやすい部分の一つです。

 

実は、腕が上がらなくなることは、筋肉や関節だけでなく、姿勢や呼吸、血流など、体全体の衰えと密接に関係しています。

 

まず、腕を上に上げる動作には「肩甲骨」「胸郭(肋骨まわり)」「背中」「体幹」など、上半身の多くの筋肉が関わっています。
つまり、腕がスムーズに上がるということは、これらの部位が連動してしなやかに動いているという証拠です。
逆に腕が上がりにくい人は、背中や胸まわりが硬くなっており、呼吸も浅くなりがちです。
結果として代謝が下がり、姿勢が崩れ、疲れやすくなるという悪循環に。
また、腕を上げる動作は「姿勢の若さ」に直結しています。猫背や巻き肩が進むと、自然と肩の可動域が狭くなり、頭上まで手を上げにくくなります。
姿勢が整うことで胸が開き、呼吸も深くなり、自然と顔色も明るくなります。
まさに、外見の若さは姿勢の若さから生まれるのです。
さらに、頭上まで腕を上げることは「血流促進」にも効果的です。
肩から心臓に戻る血流が活発になり、リンパの流れもスムーズになります。
特に現代人はスマホやパソコンで腕を下げた姿勢が長く続くため、意識して頭上まで上げることで、体の循環スイッチが入ります。
スモールジムでのトレーニングでも、肩や背中を動かすエクササイズを取り入れているのはそのためです。
腕がスッと上がる体は、全身がしなやかに連動し、呼吸が深く、表情もイキイキとして見えます。
「腕が上がる=心と体が上を向いている」。
このシンプルな動作こそ、若さを保つための大切なバロメーターなんです。