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赤ワイン

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、赤ワインが体に良いと言われるのは、単におしゃれなお酒という印象だけでなく、実際に科学的な根拠があるからです。

 

その鍵となるのが「ポリフェノール」や「レスベラトロール」といった成分です。

 

これらはブドウの皮や種に多く含まれ、強い抗酸化作用を持っています。

 

私たちの体の中では日々、ストレスや紫外線、糖質・脂質の代謝などで活性酸素が発生します。

 

これが細胞を傷つけ、老化や生活習慣病の原因になるのですが、赤ワインに含まれるポリフェノールがその酸化を防いでくれるのです。

 

また、赤ワインの代表的成分レスベラトロールには、血管をしなやかに保ち、悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑える働きもあります。
これにより動脈硬化の予防や血流改善が期待でき、心臓病リスクを下げるとされています。
いわゆるフレンチパラドックスと言われていて、フランス人が脂っこい食事をしても心疾患が少ない理由の一因と考えられているのもこの成分です。
さらに赤ワインには、適量であれば血行を促し、リラックス効果をもたらすアルコールの働きもあります。
食事とともに楽しむことで消化を助け、食後の満足感も高まります。
もちろん飲みすぎれば逆効果で、肝臓に負担をかけたり、睡眠の質を下げることもありますので、「一日グラス1杯(約150ml)」ほどが理想です。
ワインは薬ではありませんが、食事や人との時間を豊かにする文化の一部として、心の健康にもつながります。
大切なのは「どう飲むか」です。
良い食事、良い人、良い時間とともに味わうことで、赤ワインは体と心の栄養になります。