· 

血管は年齢より使い方

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、年齢を重ねると血管が硬くなります。
これは避けられない事実のように思われがちですが、実は動脈の硬さは、生活習慣、とくに運動によって大きく左右されることが分かっています。
動脈の固さは、血管のしなやかさの指標とも言えます。
硬くなるほど血液の拍動が心臓に跳ね返り、心臓や脳への負担が増します。
実際、動脈の硬さは心疾患や脳卒中による死亡リスクの独立した予測因子とされています。
では、どんな運動が血管に良いのでしょうか。
一貫して示されているのが、酸素運動(歩行・自転車・軽いジョギングなど)の効果です。
有酸素運動を継続している人は、大動脈や頸動脈のしなやかさが保たれ、加齢による動脈の硬化が抑えられます。
注目すべきは、運動の「強さ」より「習慣性」です。
8週間の有酸素トレーニングで動脈の硬さは改善しますが、運動をやめると元に戻ることも示されています。
つまり、血管は使えば応えてくれるが、使わなければ正直に衰える組織なのです。
さらに、有酸素運動は血管の内径を広げ、血流をスムーズにする「動脈リモデリング」を引き起こします。
これは心臓に無理をかけず、全身に血液を届けるための重要な適応です。
速く走る必要はありません。 「少し息が弾む」「汗ばむ」程度を、生活の中で繰り返すことです。
それが、10年後・20年後の心臓と脳を守る、最も確実な投資になります。