こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、ランニングやウォーキング、少し息が上がる運動中に、急にお腹が痛くなってペースを落とした経験はありませんか。
特にアスリートだけでなく、健康づくりで運動をしている方にも起こりやすい症状です。
実はこの腹痛、単なる「お腹の調子が悪い」だけではなく、体の仕組みと深く関係しています。
腹部の痛みは左右で原因が異なることがあります。 右側の痛みは、肝臓の揺れや横隔膜の緊張が関係している可能性があります。
呼吸が浅くなったり、フォームが崩れたりすると、内臓を支える筋肉に余計な負担がかかり、痛みとして現れやすくなります。
一方、左側の痛みは腸内にガスがたまることで起こるケースが多く、走る刺激で腸が引っ張られることが原因と考えられています。
こうした腹痛は、血流の変化とも無関係ではありません。
運動中は筋肉へ多くの血液が送られるため、消化器系への血流が一時的に減少します。
そこに呼吸の乱れや食事のタイミング、ストレスが重なると、腹部に違和感や痛みが出やすくなるのです。
改善のヒントとして挙げられているのが、フォームの見直しです。 肩や胸に力が入りすぎていないか、呼吸が浅くなっていないかを確認するだけでも、横隔膜や内臓への負担は軽減されます。
また、痛みを感じたら無理に我慢せず、いったんペースを落とすことも大切です。
体は「今は少し負荷が強いですよ」と教えてくれています。
さらに、運動前の食事内容やタイミングも重要です。
食後すぐの運動や、消化に時間のかかる食事は、腹痛を引き起こしやすくなります。
日頃から「運動・呼吸・内臓の状態」を一つの流れとして捉える意識が、予防につながります。
腹痛は敵ではなく、体からのサインです。
体の一部として受け入れ、向き合いながら整えていくことで、運動はもっと快適で安全なものになります。
無理をせず、自分の体の声を聞きながら、心地よく動き続けていきましょう。
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